リードを鳴らす練習をしていたので、さすがに音は鳴った。
しかし吹き方でピッチが全く変わってしまう。
音階を知っているわけではないので、Bの音を鳴らすだけだ。
いやBのキーを押さえて吹くだけといったほうが正しい。
ピアノのBの音に合わそうとして、いろいろリードのくわえ方を
変えたり、吹く強さを変えたりしてみるが、一向に合わない。
ピッチだけではない。音色もまったく一定しない。
壊れたような変な音を出してしまったり、カエルかガチョウの
鳴き声みたくなったり、もう散々だ。
息子が練習で使いふるしたリードに替えてみた。
また、音が違う。ピッチも何もかも。
弦楽器でもこうした難しさはあるだろうから、
オーボエが難しいといわれるのはここだけではなかろうが、
素人としてはその片鱗だけで難しさのレベルを十分思い知った
気がする。
■リードについて思ったこと…
リードは2、3本ではだめだということをつくづく思った。
オーボエ用のリードケースには、5本入り、10本入りと
あるが、実用的には10本入りでないと不十分だと書いて
あるのを読んだことがある。
消耗品なので常にリードを準備しつづけなければならない。
演奏会や何かのテストのために、自分の思い通りの音色、
ピッチの出せるリードを常に用意しておく必要があるだろう。
演奏会で、新品のリードを下ろすなんてことはありえない。
のだめカンタービレで、黒木君がコンクール前にリードを
水に長く漬けすぎてひどい演奏をしてしまうというエピソ
ードがあるが、2番手くらいのリードを選んで済ませると
いう手はあったろうと思う。黒木君の話はストーリー上の
演出と理解しておくが、実際は、それほど用意周到な人で
なくとも、オーボエをやっていてリードの難しさを知って
いる人ならなら、バックアップ用のリードくらい用意して
いても良さそうに思える。


